MAR.30
<m-i-d>の世界観を体感する特別な空間—ストアデザインに込めた想い@松坂屋名古屋店
美を追求し続ける女性へ
「JAPANESE ELEGANT FASHION」を提案する〈m-i-d〉
M-PREMIER・M-premierBLACK・AVENIRETOILEの3ブランドが揃う複合ショップとして、2024年11月に〈m-i-d〉が松坂屋名古屋店 本館4Fにオープンいたしました。
新しく生まれ変わった〈m-i-d〉で、
モードとフェミニンが融合する、ラグジュアリーエレガンスの新たな世界をぜひご体感ください。
【m-i-d】のストアデザインは、心斎橋大丸店、そごう横浜店、神戸大丸店、阪急うめだ本店に続き、フランス人デザイナーのグエナエル・ニコラ氏率いるデザインスタジオ〈CURIOSITY〉が手がけました。
m-i-dは、お洋服だけでなく、お客様をお迎えする空間にもこだわりを持っています。
大切なお客様と、私たちの想いが詰まったお洋服をつなぐ場所だからこそ、上質で洗練されたデザインを施し、ブランドの世界観を感じていただける空間に仕上げました。
お洋服を手に取った瞬間、纏ったときに感じる高揚感。心がときめく、その特別な瞬間を、より素敵なものにするために。
ファッションを通して、すべての女性が輝けるように。
そんな想いを込めた【m-i-d】で、皆さまをお迎えできることを、スタッフ一同心より楽しみにしております。
2024.11 / NAGOYA
モダンエレガンスをテーマにアパレルブランドを展開する、m-i-d (エムアイディー)が、自社のブランドから厳選した商品を提供するコンセプトストア、その5店舗目となるのが、松坂屋名古屋店です。
シルエットの美しさと上質な素材を価値とするm-i-dブランドのコレクションは、ミニマルなカラー、シンプルなデザインで整えられており、商空間にはそれらの美しさを強調すると同時に、視線を引き込む強いエレメントが求められます。それぞれのコンセプトストアには、その置かれる場所の地域性や客層のイメージに対する我々独自の解釈を乗せ、ストアごとに違った個性を表現。
百貨店のフロアにおいても埋もれない、異彩を放つアートインスタレーションのような空間で、美しい商品の魅力に触れて欲しいと考えています。
松坂屋名古屋店では、銅を思わせる金属的な質感を主役に、巨石が導くランドスケープのようなレイアウトで空間を作成。その光沢ある素材感と、支柱のボリュームで迎えながらも圧迫感を抑えたエントランスで、まろやかなカーブが店内へ自然に優しく誘導します。
フェイス部分に張り巡らせた銅箔を奥のカウンター部分にも繰り返し、レイヤーで銅の質感を強調しています。
- 銅箔を張った壁面に、銅褐色のヘアラインを重ね、質感を強調。支柱に施したアールを、壁面の平面にも表現し、空間の中の丸みを強調しています。
横に広がる店舗スペースにダイナミックな什器を点在させ、庭園を散策するような感覚でコレクションを楽しめるよう演出。
最も見せたい旬のアイテムを、コッパーの光沢が煌めく正面に集め、さらにその周辺にカウンターとサロンを置くことで、顧客の歩みが中央に向かうよう、フォーカスポイントを強調しています。
丸みのある什器は特注。オーバー気味のスケール感が、却って商品の魅力を引き立たせています。
赤褐色から派生する柔らかなグレージュのグラデーションで全体のカラーを整え、また、カーペット、ファブリックの素材にも金属を彷彿とさせるパターンを使い、強い印象を残しながらも統一感のある空間を完成させています。
2019.9 / SHINSAIBASHI
2022.09 / YOKOHAMA
2023.3 / KOBE
2023.10 / UMEDA
DESIGNER PROFILE グエナエル・ニコラ
1966年 | フランス生まれ |
1988年 | E.S.A.G (パリ) インテリアデザイン学士号 |
1991年 | RCA (ロンドン) インダストリアルデザイン修士号 来日後、フリーランス活動 |
1998年 | キュリオシティ設立 |
2004年 | E.S.A.G (パリ) 名誉修士号取得 |
ABOUT CURIOSITY INC.
キュリオシティはフランス人デザイナー、グエナエル・ニコラにより東京に設立されたデザインスタジオです。ここでは常にインテリアデザインから、建築、プロダクトまでデザインの境界を再定義し続けています。これは決して抽象的にという意味ではなく、実際に多様な企業やクライアントと共に、新製品、素材の開発、デザインアイデンティティの新定義に取り組んでいます。
キュリオシティのデザインの特長は、透明感、情感的なカラーリング、魅きつける形状です。ただそれは、デザインに近づいてもらうための手段であり、そこからは機能的にも熟考されていることが実感できます。ニコラのデザインは人を中心としたストーリボードから始まります。そこに新たな発見と予測不可能な要素を組み込むことで完成します。
ニコラは自身のデザインを香水の香りにもなぞらえています。ファーストノートは一見クールで抽象的、しかし次のステップ、セカンドノートでは予期しなかった「驚き」が起こります。そしてサードノート、最後には笑みがこぼれ、使うにつれ、愛着が湧く商品、空間へとなっていくのです。
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