OCT.21
POTTERING around KAGURAZAKA|レトロモダンが交差する神楽坂で日本文化に触れる休日カジュアルスタイル
レトロモダンが交差する神楽坂で日本文化に触れる休日カジュアルスタイル
POTTERING around KAGURAZAKA
「なんだか旅行しているみたい」。初めて訪れた人から、思わずこんな言葉が出てくるのが神楽坂。石畳の裏通りや横丁にはどこかノスタルジックな情緒が漂い、そうかと思えばフレンチのレストランやおしゃれなカフェも沢山ある神楽坂は、1日いてもずっと楽しめるレトロとモダンが交錯する奥深い街です。今回はフラットシューズにシンプルリッチな装いで、ミニトリップ気分を楽しむ神楽坂散策の魅力をお届けします。
AKAGI SHRINE
神楽坂には坂の上から下まで、気になるスポットが数多くあります。まず訪れたのは、坂の上の方にある赤城神社。新国立競技場をデザインした建築家の隈研吾さんの建築監修で2010年に改修されたこの神社は、荘厳かつスタイリッシュな雰囲気が漂い、心がすっと整っていくような清廉とした気持ちになれる特別な場所。神楽坂住人や近所で働く方々も朝早くから次々と訪れては参拝されていく、地域に愛され信頼されている神社です。
また「縁結び」のパワースポットとしても人気があり、女性同士でお参りをする参拝客の姿も多く見かけます。恋愛成就を願うなら、可愛らしい和紙で包まれた「鈴音恋みくじ」を引いて、恋の行方を占ってみてはいかがでしょうか。
KAGURAZAKA SARYO
次は坂を少し下って、ちょうど坂の真ん中あたりにある「神楽坂茶寮」で一休み。この落ち着いた雰囲気の一軒家カフェは、お茶をテーマ素材に、和スイーツやランチもいただける界隈でも評判のお店。今日いただいた「京抹茶のチョコレートフォンデュ」と「お茶香る茶寮の和パフェ」は、どちらも京都宇治抹茶を贅沢に使用し、濃厚なお茶の甘さや渋さを味わえるお店自慢のスイーツです。
スイーツのお伴には、「お茶ってこんなに美味しかったの?」と嬉しい驚きを感じる、甘い香りとコクのある八女茶をセレクト。二煎目の注ぎ湯を足してもらえば、のんびりとリラックスしたひとときが過ごせます。「今度はあのスイーツが食べたい」「デートで来ても楽しそう」と、また来たくなってしまう素敵な和カフェです。
神楽坂に来たのなら、メインストリートの坂だけでなく、裏道や横丁に敢えて迷いこんでみるのも楽しいものです。花街の風情の残る料亭や旅館、小さなアパレルショップなど、至るところに素敵な発見が。坂や階段、石畳と歩き回るため、足元はフラットに、そして軽やかでノーブルなコーディネートがレトロモダンな街にしっくりはまります。
MAKANAI COSME
そんな裏道や横丁を下って到着したのは、和コスメのお店「まかないこすめ」。はちみつ、麹、日本酒、塩、柚子など、日本らしい自然由来成分を使ったコスメは、どれもお肌に優しく香りも爽やかで上品。金沢の金箔屋さんが始めた和コスメなので、エイジングケアや美白ケアとしても話題の「金箔」を使ったコスメや美容グッズも多く、日本女性だけでなく海外のお客様にも人気上昇中なのだそう。
女友達へのお土産を買うにも、まかないこすめはピッタリ。季節限定の植物や果物の香りのハンドクリームや入浴剤は、パッケージもおしゃれで贈り物としても喜ばれます。コスメのサンプルを実際に肌に塗ることもできるので、きっとあなたもお気に入りの逸品に出会えるはず。お肌のお手入れをする度に、キュートな兔のマークが神楽坂での楽しい時間を思い出させてくれるかもしれませんね。