今回のATELIER’S VOICEは、パンツスタイルアップデートさせてくれる”レースペプラムギャザーブラウス”。

 

ひとえにレースと言っても、そのデザインは様々。

 

ひとえにペプラムと言っても、美シルエットか否かはまた別問題・・・。

 

 

では一体、どの様な拘りで”レースペプラムギャザーブラウス”が完成したのか。

 

 

ただ、可愛いだけではない、
ただ、エレガントなだけではない、

今回は、主役級の”レースペプラムギャザーブラウス”を深堀りしてみました！！

 

 

 

 

 

 

 

誕生のきっかけは、エレガントなパンツスタイルが叶う主役トップス！

 

フレアラインの印象があるAveniretoileですが

アクティブになる春夏のシーズンには、パンツスタイルの提案も欠かせません。

 

しかし、パンツスタイルと言ってもカジュアルではなく、上品な印象は保ったエレガントなスタイリングを提案したいところ。
そこで、エレガントでも快活なパンツスタイルを叶えてくれる、そんな主役級のトップスを企画しよう！と、これがブラウス誕生のきっかけでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレガントに、レースは必須！

どんなパンツにも合わせやすく、そしてエレガントな素材。
それが、レースでした。
ただ、レースであれば何でも良いわけでなく、
Avniretoileらしいエレガントさとキュートさを併せ持つ、大きめの花柄レースまでたどり着くには
みなさんが想像する以上に、何種類、いや何十種類・何百種類もの生地サンプルを見て、その中からやっと見つけ出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポイントは、立体的なシルエット！

その秘密は・・・

 

まずレースと同様にパッと目を引く立体的なシルエット。

このウエストラインから、フワッと広がった印象的な女性らしい曲線のシルエットを完成させるために、納得いくまで試行錯誤を繰り返しました。

 

 

秘密１：素材選びの拘り

 

この女性らしい柔らかで立体的なシルエットには、膨らみのあるサテン生地が好相性でした！
同素材のレースでは、この立体感は生まれません。

 

また、異素材を合わせる事でデザインが引き立つ効果もあり、

この曲線の際立ちが、主役級のトップスへ導いてくれるのです！

 

 

 

 

秘密２：パタンナーの拘り

 

このサテンの切替は、ただのギャザーではなく、フレアの入ったギャザーです。
こうする事で、より立体的なシルエットを作る事が出来るんです。

 

裁断時も、生地に対して縦と横、

どちらで取るかによってギャザーの流れやシルエットが大きく変わるため、裁断の方向もきっちり計算されています。

 

また、前身頃に入っている縦の切替は、裾に向かって狭くなっているためシャープな印象に見えます。

これは、甘さやペプラムのボリュームとのバランスを取る効果もありますが、
前から見た時にペタッとならない様、フリルの分量や切替の角度や仕様など、試行錯誤して今のパターンをやっと導き出しました。

 

 

 

 

 

 

 

アトリエの拘りが詰まった”レースペプラムギャザーブラウス”。
確かに、全方向から立体的で美しいシルエットが叶っていますね。

 

美しく上品なパンツスタイルは、Aveniretoileらしい華やかさと
初夏を想わせる爽やかさも感じられる主役トップスがあってこそ！

 

みなさまも”レースペプラムギャザーブラウス”に、ぜひ注目してみてくださいね！