JUL.28
LIFE STYLE / 祇園祭
七月、京都は日本三大祭りの一つ、祇園祭で賑わいます。
たくさんのお祭りのある京都ですが、"祇園祭"は、私の大好きなお祭りです。
一部過去に巡ったものもありますが、先日行ってきた祇園祭を、みなさまに少しご紹介いたします。
創始1150年になる祇園祭は、平安時代のはじめ、京都で流行った疫病を鎮める為に疫病除けの神様が祀られている八坂神社にて、疫病退散を祈願したのが始まりです。
現在祇園祭は、前祭、後祭と、二つに分かれて行われています。
ハイライトと言われる、八坂神社の神輿渡御の露払いのような役割りの"山鉾巡行"そして本祭りの前に行われる"宵山"は、ぜひ、みなさまに見ていただきたいお祭りです。
〜前祭〜
"長刀鉾"
鉾先に大長刀をつけているので、この名前で呼ばれています。
長刀は疫病邪悪を祓うものとされています。
この鉾は古来から「くじとらず」とされていて、毎年必ず巡行の先頭にたち、生稚児が乗る、唯一の鉾です。
"月鉾”
鉾頭に新月型(みかづき)をつけているので、この名で呼ばれています。
動く美術館と言われる山鉾ですが、その代表とされるのが月鉾で、は屋根裏の金地彩色草花図は円山応挙の作です。
"菊水鉾"
軒下に翠簾を掲げるところが、特に他の鉾と異なっています。
今年は、ご縁があって、菊水鉾に登らせていただきました。
鉾に登った時に、ちょうどお囃子が流れ出したので、すごく幸運でした♪
今年は雨も多く、胴掛けには雨よけがかけられていました。
〜後祭〜
後祭のくじ取りいらずの橋弁慶山を先頭に、
"後祭"の山や鉾が巡行します。
"北観音山"
日本の神話や中国の伝説などをテーマにする山や鉾が多い中、楊柳観音、韋駄天を御神体とする宗教色の強い山で、応仁の乱が起こる100年以上前からある古い山です。
"南観音山"
雨の日が多く、雨よけをしている山鉾が多い中、南観音山は綺麗に装飾品が見れました。
鯉のタペストリー
祇園祭に私が着て行ったのは、デシン素材が軽やかで適度なツヤ感がありシルエットが綺麗なギャザーデシンワンピース!
楽な着心地ですがスタイルアップ効果抜群のワンピースでのお出かけは気持ちも上がって楽しいものになりました。
ユネスコ無形文化遺産に登録されている祇園祭は、全国、全世界から観光客が訪れ京都の街は終始賑わっています!
皆様、ぜひ足を運んでみてください。